ハイク以上の長文

Haiku!するには長目で躊躇するやつ用。

祖父の戦争

月〜土毎朝楽しく見ている朝ドラ『ひよっこ』。地元茨城が舞台。便乗が下手すぎるとかいろいろ思うところがある。けれどもそれすら茨城らしくて微笑ましい。 今週は主人公みね子の叔父である宗男さんの戦争の話。祖父の体験を聞かされているかのようだと思っ…

『セールスマン』

イラン映画。アカデミー賞の外国語映画賞受賞作品だが、トランプ大統領の入国規制関連の方で話題になってしまったのが印象に残っている。 1年くらい前にイラン旅行した友達がinstagramにその様子をたくさんあげていたのでイラン自体に妙に親近感がわいていた…

頼りない大人

母が1週間ほど実家に戻るのを知り、タイミングを合わせて数日実家を拠点に仕事。 金曜夜は弟一家が実家に来て一緒にご飯。義妹の帰りが遅くて「遅いねぇいつもこのくらいなの?大変だねぇ」と弟に質問したところ、この日は遅番で最後のお迎えが来るまで待つ…

撮りたいものはこの街にある

先週金曜日の夜に「ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展」を観てきた。 去年、阿佐ヶ谷ユジクでドキュメンタリー映画『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』を観たのもちょうど今頃。展覧会の開催を知ってから行かなき…

老い

年々、若いころと同じ服装でいいのかと悩む。自分の趣味が変わらないこともあり、ちぐはぐな印象*1になってやしないかと不安になるのだ。しかし、大橋歩さんの『大人のおしゃれ』*2をちょこちょこと購入するたびに好きなものは好きなままでいて良さそうだと…

『冬々の夏休み』

『牯嶺街少年殺人事件』を観てから台湾映画づいている。いわゆる台湾ニューシネマとカテゴライズされる映画が中心*1。エドワード・ヤンばかりだったけど、こちらはホウ・シャオシェンの映画。 子供の夏休みの日々をたんたんと描いた作品。こんな風に遊んだな…

『光陰的故事』

金曜日の仕事帰りに『光陰的故事』を鑑賞した。週の初めに残業をしたせいで結構疲れた状態。不安で栄養ドリンクを買った*1。 4話からなるオムニバス映画。テーマは恋だったと思う。監督はそれぞれ違う。 1話目『小龍頭*2』はタオ・ドゥーツェン監督。小学生…

気分で観ていた頃からの卒業

大きく出てしまったが、ゴダール映画についての話。 ゴダール映画をはじめて観たのは10代後半くらい。『勝手にしやがれ』、『小さな兵隊』、『気狂いピエロ』を観た。『勝手にしやがれ』はパリの街並みがいいな。『小さな兵隊』はアンナ・カリーナかわいい。…

『20センチュリー・ウーマン』

いつも一人で観ていたけど、久しぶりに友達と観た。鑑賞後に思ったことを話し合う。マイク・ミルズってウェス・アンダーソンとは違うスタイリングの良さがあるよねという話になった。 エル・ファニングが着ているコーデュロイっぽいズボン、アネット・ベニン…

寂しさの自覚がない人

昨日あたり話題になった婚活に行き詰まったあの増田。20代後半から30代前半の女性視点で書かれたものだと思う。その年代なら共感できるのかは、よくわからない。ただ、あの増田に対して、sukekyoさんが 今の時代に女が結婚する意味って? 現代の怪文書はこっ…

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』

週末に友人宅で無印を視聴。友人が絶賛していたから面白いに違いないと思っていたらやっぱり面白かった。ますます期待値が上がるvol.2。やっぱり面白かった!!! 無印で少年ピーターが宇宙船にさらわれ*1、盗賊っぽいお仕事などをする。なんやかんやあって…

『SING/シング』

字幕版で見るつもりがなかなか都合がつかず、駆け込みで吹き替え版を観賞。 日本語吹き替え版のメンツはスキマスイッチと長澤まさみだけ事前に知っていた。しかし、どのキャラに声を当てていたかまでは把握しておらず、このキャラだったのか!とちょっと興奮…

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

マンチェスター=イギリスの地名としか思っていなかった。そんなわけで劇中でボストン?ミネソタ?とアメリカの地名を言われ、徐々にイギリスじゃないアメリカなんだ!という認識を得る。 家に帰ってから調べ“マサチューセッツ州にある「マンチェスター・バ…

『カフェ・ソサエティ』

先にこの映画を観た友達がジェシー・アイゼンバーグが監督しつつ出演もしていた頃のウッディ・アレンそのものと言っていた。その通りで笑う。立ち居振る舞い、話し方、洋服の着こなしまで似ていた。いずれにしてもジェシー・アイゼンバーグはかわいい。 1930…

ウザい先輩

それは私のこと。(*´艸`)。o○(わーい!給料日だ〜!飲みに行くぞ!グフフ)ってなっていた。今日はどう考えても残業せねばならぬ仕事がある。残業後に飲む酒ってうまい!飲みに行きたい。でも、明日は出張で朝が早い。 私の良心が残業後に飲みに行くと帰宅が遅…

『台北ストーリー』

阿隆(アリョン)役を演じた若かりし頃のホウ・シャオシェンが誰かに似てるなぁ…。誰だっけなぁ、あ!くるりの佐藤くんだ。その直後から何をやっても佐藤くんにしか見えず、疾走する佐藤くん、ビンタされる佐藤くん、ちょっとモテる佐藤くん、殴りあいの喧嘩…

『夜空はいつでも最高密度の青色だ』

石井裕也=映像美って印象はなかったのだけど、今作は映像に惹かれた。 街の明かりがある都会の夜を青と赤、田舎の夜を黒で、朝日を白で表現。陳腐な演出と言われそうな気もしたけど、それぞれの色使いが良かったと思う。もう1度見ないとわからないけど、登…

『スウィート17モンスター』

嫌いな方の映画パンツ増田*1が先に観てる!うげぇとなった*2。 主人公のネイディーンは17歳の女の子。一つ上の兄ダリアンはイケメンでスポーツ万能なリア充。幼い頃からダリアンと自分を比較してどんどん自信を失い、ネイディーンは皮肉屋になっていく。でも…

愛とは

釣りかもしれない。男女逆かもしれないあの増田。 ゆかりさんのブコメを読んで、10数年前に美輪明宏が愛と恋の違いについてテレビで語ってたのを思い出した。 「見返りを求めてしまうのは愛じゃないの。見返りが欲しいってことは恋なのよ。愛は無償なの。た…

『哭声/コクソン』

ハイク(映画で3行とか)で話題になっていて気になっていた韓国映画。國村隼が出てるやつ。くにむらじゅん、くにむら…くにむら…國村…コクソンとか思っていたけど、地名がコクソンだった。韓国に実在する谷城(コクソン)という田舎街を舞台にした映画。 こ……

『恐怖分子』

写真好き男子の小強(シャオチェン)と不良グループとつるむ少女の淑安(シューアン)、郁芬(イーフェン)と立中(リーチュン)夫婦の群像劇。なんの接点もなかったのに淑安を通じて繋がる。 夫である立中は医師。上司の死をきっかけに出世のチャンスを狙う…

信頼と実績のオレペ

引越しシーズンになると、増田で料理関連の投稿が増える。 それら投稿は1つずつに熱意がこもっておりとてもいい。でも、初心者にとっては不十分だろうなと感じていた。 初心者には道具揃えから調味料揃え、調理(包丁の使い方など)の仕方、基本のレシピま…

『午後8時の訪問者 』

すんごい本気のいびきをかいて寝ちゃう観客がいた。いびきが止んだと思ったら復活のエンドレス。ほかの観客からの座席ドンまたは肩トントンをされて起きている風だった。何度目かのとき、怒りより状況的なおかしさが勝って笑いそうになってしまった。 映画の…

子どもの気持ち

弟一家は4人家族。夫婦と息子、娘。弟も義妹も働いている。義妹は保育士で職場に子供を預けることができた。実子とかぶらない年齢の子を担当すればOKという保育園なのだそう。 今年、甥は小学2年生に進級し、姪は5歳になった。義妹の両親は若くまだ働いてい…

『おとなの事情』

登場人物が少なく、ほとんどが1室で展開する会話劇なので演劇っぽかった。 この旦那ぜったい浮気している!と鼻息荒く思ったり、妻!なぜパンツ脱ぐ!といったシーンが冒頭にある。ストーリーが進むにつれ、そういったシーンを解き明かしていく。 登場人物…

『ムーンライト』

思っていたのと違った!というのが感想。 黒人コミュニティーでゲイとして生きる人の生きづらさのようなものに焦点を当てた作品かなと思っていたけど、恋愛映画だった。 主人公シャロンの少年期、青年期、壮年期をその時々のニックネーム「リトル」、「シャ…

『はじまりへの旅』 

期待値が高すぎたからイマイチ自分が乗り切れなかった。ウェス・アンダーソンやノア・バームバックっぽい映画を期待してたから「それほどでも…」っとなってしまった作品。ただ、ノーム・チョムスキーが好きすぎる家族で笑った。あと、3女が動物の解剖らしき…

『牯嶺街少年殺人事件』

1991年に制作された作品のデジタルリマスター版を観てきた。上映時間がとんでもなく長い。初公開時はもう少し短縮されたものだったそうだが(それでも約3時間)、今回は約4時間! 途中、腰が痛くなった。 1961年に台北で実際に起こった殺人事件に着想を得て…

『ストロングマン』

ほぼ全編中年男性しか出てこない映画。 笑い泣きした。とてつもなくくだらなく、とてつもなく愛おしい男たちの物語。 男の見栄とプライドをかけた熱きバトル。 船長と料理人付きのクルーザーをチャーターし、エーゲ海で釣りやダイビングなどを楽しむ男性6人…

ひとり

ついにひとりで暮らした期間が家族と暮らした期間を超える。これまでも今も誰かと一緒に暮らすことを想像したとき、恋人の姿が浮かんだことがない。強いて言えば今後のこともあって両親だ。 ひとりが寂しいときもある。SNSに書き込むまでもなく友達に言うよ…

『わたしは、ダニエル・ブレイク』

「私たちを助けてくれた。だから助けさせて」という言葉が印象に残った。 老人と若者の貧困を描いた作品。舞台こそイギリスだが、日本でも実際に起こっている問題のように思った。 心臓病により働くことができなくなったダニエルはイギリスの生活保護にあた…

『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』

邦題より原題ままの方が作品を表していたように思う。原題は『DEMOLITION』。日本語で「取り壊し」、「破壊」、「打破」という意味。主人公がそうやって妻の死と向き合っていくというストーリーだった。主人公と密接に関わることになる10代の子供もまた現状…

『お嬢さん』

映画を観初めて3部構成としる。3部構成?長そう…退屈しないかなと心配だったが、全く退屈しなかった。 映画の原案はイギリスの作家サラ・ウォーターズの「荊の城」。舞台を日本統治下の朝鮮半島に移し、日本の華族のお嬢様の遺産争奪合戦を描く。騙し騙され…

『湯を沸かすほどの熱い愛』

母と娘のストーリー。劇中伏線がちりばめられており、あのシーンはここに繋がるんだなという楽しみがある。 突然この家の子になってしまったあの子はこの母の手を握るだろうというときに、ギュッと握る。そういう行為に安心する。手話を使うシーンは母が娘を…

帰省

父が再就職で遠くに行くことになった。気軽に行けるような距離ではなくなってしまうため顔を見に実家へ。ついでに自分が昔買った雑誌の捨てる捨てないチェックをすることになった。以前ハイクでも書いたZOLAをはじめ、HやOliveなど諸々を見返すのも楽しみに…