ハイク以上の長文

Haiku!するには長目で躊躇するやつ用。

映画

『夜明けの祈り』

第二次世界大戦後、ポーランドの修道院で実際に起こった話。ソ連兵が修道女たちをレイプしたことに端を発する。フランス人の女性医師が見ず知らずの修道女に請われ、心身ともに傷ついた彼女たちを助ける物語。 ソ連兵だけが畜生なのだ。しかし、陵辱され傷つ…

『コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団』

かわいい女の子二人組が主人公という時点で卑怯なのだが、バカバカしくて最高な映画だった。映画サイトでは大体低評価なのも笑う。主役のリリー=ローズ・メロディ・デップちゃんがとにかくかわいい。何やってもかわいい。 かわいいかわいいリリー=ローズを…

思い違い

初めて見た新海誠の映画は『君の名は。』。この映画は映画館で鑑賞した。『君の名は。』が超人気作になったおかげでテレビ朝日の深夜枠で過去作品が放送されることになり、『秒速5センチメートル』の録画に成功。 見始めると30分くらい経過したところで睡魔…

『ぼくと魔法の言葉たち』

アメリカのドキュメンタリー映画。自閉症のオーウェンとその家族の物語。 映画を観ながらNHKのドキュメンタリー「自閉症の君との日々」の東田直樹くんを思い出した。彼はキーボード*1を介すことで自分の思いを語ることができる。 『ぼくと魔法の言葉たち』の…

7月はせわしなかった

今月は毎週末仕事が入った。代休があるはずなのに有耶無耶になっているような職場で休めないのが辛い*1。1週間のうち1日は約束事*2に縛られず過ごしたい。しかし、それがなかった。精神的にどっと疲れた。 いつもなら映画の感想を悠長に書けていた。しかし、…

『セールスマン』

イラン映画。アカデミー賞の外国語映画賞受賞作品だが、トランプ大統領の入国規制関連の方で話題になってしまったのが印象に残っている。 1年くらい前にイラン旅行した友達がinstagramにその様子をたくさんあげていたのでイラン自体に妙に親近感がわいていた…

『冬々の夏休み』

『牯嶺街少年殺人事件』を観てから台湾映画づいている。いわゆる台湾ニューシネマとカテゴライズされる映画が中心*1。エドワード・ヤンばかりだったけど、こちらはホウ・シャオシェンの映画。 子供の夏休みの日々をたんたんと描いた作品。こんな風に遊んだな…

『光陰的故事』

金曜日の仕事帰りに『光陰的故事』を鑑賞した。週の初めに残業をしたせいで結構疲れた状態。不安で栄養ドリンクを買った*1。 4話からなるオムニバス映画。テーマは恋だったと思う。監督はそれぞれ違う。 1話目『小龍頭*2』はタオ・ドゥーツェン監督。小学生…

気分で観ていた頃からの卒業

大きく出てしまったが、ゴダール映画についての話。 ゴダール映画をはじめて観たのは10代後半くらい。『勝手にしやがれ』、『小さな兵隊』、『気狂いピエロ』を観た。『勝手にしやがれ』はパリの街並みがいいな。『小さな兵隊』はアンナ・カリーナかわいい。…

『20センチュリー・ウーマン』

いつも一人で観ていたけど、久しぶりに友達と観た。鑑賞後に思ったことを話し合う。マイク・ミルズってウェス・アンダーソンとは違うスタイリングの良さがあるよねという話になった。 エル・ファニングが着ているコーデュロイっぽいズボン、アネット・ベニン…

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』

週末に友人宅で無印を視聴。友人が絶賛していたから面白いに違いないと思っていたらやっぱり面白かった。ますます期待値が上がるvol.2。やっぱり面白かった!!! 無印で少年ピーターが宇宙船にさらわれ*1、盗賊っぽいお仕事などをする。なんやかんやあって…

『SING/シング』

字幕版で見るつもりがなかなか都合がつかず、駆け込みで吹き替え版を観賞。 日本語吹き替え版のメンツはスキマスイッチと長澤まさみだけ事前に知っていた。しかし、どのキャラに声を当てていたかまでは把握しておらず、このキャラだったのか!とちょっと興奮…

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

マンチェスター=イギリスの地名としか思っていなかった。そんなわけで劇中でボストン?ミネソタ?とアメリカの地名を言われ、徐々にイギリスじゃないアメリカなんだ!という認識を得る。 家に帰ってから調べ“マサチューセッツ州にある「マンチェスター・バ…

『カフェ・ソサエティ』

先にこの映画を観た友達がジェシー・アイゼンバーグが監督しつつ出演もしていた頃のウッディ・アレンそのものと言っていた。その通りで笑う。立ち居振る舞い、話し方、洋服の着こなしまで似ていた。いずれにしてもジェシー・アイゼンバーグはかわいい。 1930…

『台北ストーリー』

阿隆(アリョン)役を演じた若かりし頃のホウ・シャオシェンが誰かに似てるなぁ…。誰だっけなぁ、あ!くるりの佐藤くんだ。その直後から何をやっても佐藤くんにしか見えず、疾走する佐藤くん、ビンタされる佐藤くん、ちょっとモテる佐藤くん、殴りあいの喧嘩…

『夜空はいつでも最高密度の青色だ』

石井裕也=映像美って印象はなかったのだけど、今作は映像に惹かれた。 街の明かりがある都会の夜を青と赤、田舎の夜を黒で、朝日を白で表現。陳腐な演出と言われそうな気もしたけど、それぞれの色使いが良かったと思う。もう1度見ないとわからないけど、登…

『スウィート17モンスター』

嫌いな方の映画パンツ増田*1が先に観てる!うげぇとなった*2。 主人公のネイディーンは17歳の女の子。一つ上の兄ダリアンはイケメンでスポーツ万能なリア充。幼い頃からダリアンと自分を比較してどんどん自信を失い、ネイディーンは皮肉屋になっていく。でも…

『哭声/コクソン』

ハイク(映画で3行とか)で話題になっていて気になっていた韓国映画。國村隼が出てるやつ。くにむらじゅん、くにむら…くにむら…國村…コクソンとか思っていたけど、地名がコクソンだった。韓国に実在する谷城(コクソン)という田舎街を舞台にした映画。 こ……

『恐怖分子』

写真好き男子の小強(シャオチェン)と不良グループとつるむ少女の淑安(シューアン)、郁芬(イーフェン)と立中(リーチュン)夫婦の群像劇。なんの接点もなかったのに淑安を通じて繋がる。 夫である立中は医師。上司の死をきっかけに出世のチャンスを狙う…

『午後8時の訪問者 』

すんごい本気のいびきをかいて寝ちゃう観客がいた。いびきが止んだと思ったら復活のエンドレス。ほかの観客からの座席ドンまたは肩トントンをされて起きている風だった。何度目かのとき、怒りより状況的なおかしさが勝って笑いそうになってしまった。 映画の…

『おとなの事情』

登場人物が少なく、ほとんどが1室で展開する会話劇なので演劇っぽかった。 この旦那ぜったい浮気している!と鼻息荒く思ったり、妻!なぜパンツ脱ぐ!といったシーンが冒頭にある。ストーリーが進むにつれ、そういったシーンを解き明かしていく。 登場人物…

『ムーンライト』

思っていたのと違った!というのが感想。 黒人コミュニティーでゲイとして生きる人の生きづらさのようなものに焦点を当てた作品かなと思っていたけど、恋愛映画だった。 主人公シャロンの少年期、青年期、壮年期をその時々のニックネーム「リトル」、「シャ…

『はじまりへの旅』 

期待値が高すぎたからイマイチ自分が乗り切れなかった。ウェス・アンダーソンやノア・バームバックっぽい映画を期待してたから「それほどでも…」っとなってしまった作品。ただ、ノーム・チョムスキーが好きすぎる家族で笑った。あと、3女が動物の解剖らしき…

『牯嶺街少年殺人事件』

1991年に制作された作品のデジタルリマスター版を観てきた。上映時間がとんでもなく長い。初公開時はもう少し短縮されたものだったそうだが(それでも約3時間)、今回は約4時間! 途中、腰が痛くなった。 1961年に台北で実際に起こった殺人事件に着想を得て…

『ストロングマン』

ほぼ全編中年男性しか出てこない映画。 笑い泣きした。とてつもなくくだらなく、とてつもなく愛おしい男たちの物語。 男の見栄とプライドをかけた熱きバトル。 船長と料理人付きのクルーザーをチャーターし、エーゲ海で釣りやダイビングなどを楽しむ男性6人…

『わたしは、ダニエル・ブレイク』

「私たちを助けてくれた。だから助けさせて」という言葉が印象に残った。 老人と若者の貧困を描いた作品。舞台こそイギリスだが、日本でも実際に起こっている問題のように思った。 心臓病により働くことができなくなったダニエルはイギリスの生活保護にあた…

『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』

邦題より原題ままの方が作品を表していたように思う。原題は『DEMOLITION』。日本語で「取り壊し」、「破壊」、「打破」という意味。主人公がそうやって妻の死と向き合っていくというストーリーだった。主人公と密接に関わることになる10代の子供もまた現状…

『お嬢さん』

映画を観初めて3部構成としる。3部構成?長そう…退屈しないかなと心配だったが、全く退屈しなかった。 映画の原案はイギリスの作家サラ・ウォーターズの「荊の城」。舞台を日本統治下の朝鮮半島に移し、日本の華族のお嬢様の遺産争奪合戦を描く。騙し騙され…

『湯を沸かすほどの熱い愛』

母と娘のストーリー。劇中伏線がちりばめられており、あのシーンはここに繋がるんだなという楽しみがある。 突然この家の子になってしまったあの子はこの母の手を握るだろうというときに、ギュッと握る。そういう行為に安心する。手話を使うシーンは母が娘を…