ハイク以上の長文

ブクマはやばいよ、スターを押しな、スターを。

コーヒーと雑談

三茶で手芸のワークショップに参加。手芸作家さんのアトリエで黙々と創作に励み、完成後に紅茶とお菓子をいただきながら雑談。「この辺、コーヒー屋さんが増えたんですよー」と作家さんが話す。ブルーボトルコーヒーまでできたらしい。今朝コーヒーライツというお店のコーヒーを飲んだら美味しかったと教えてくれた。三茶はよっぽどのこと*1がないと行かないので帰りに寄ってみることに。

スタイリッシュな雰囲気で入りにくいなと思いつつ入店。テイクアウト可能かを質問し、できますよーというのでテイクアウトを希望し、ドリップコーヒーを頼んだ。前のお客様のコーヒーを淹れている時に「内装手作りですか?」と質問、「工務店がつくってくれました。でも、よく手作りですかと聞かれます」。合板を多用していて、もしかしてと思って聞いたらプロの仕事だったのか…お店の方にも工務店の方にも申し訳ない気持ちになった。焙煎機がお店に見当たらず気になって「豆の焙煎はどこでやってるんですか?」と聞いてみたら「蔵前でやってるんですよー」と。蔵前のお店が今日オープンしたこと、近所にアメリカのオシャレチョコレート屋さんがある話などをしてくれた。あの辺も今オシャレですごいですよねーなんて雑談。

そうこうしているうちに、私の頼んだコーヒーを淹れ始めた。ペーパードリップのやり方が独特で前のめりになる。「のの字で蒸らさないんですか?」って聞いたら豆の挽き具合的にこっちの方が塩梅がいいと説明しながら、コーヒー豆全体にお湯が行き届くようにスプーンで軽くかき混ぜていた。全体的に水分を行き渡らせて若干蒸らす。ふっくらとしたら、のの字を書くようにお湯を入れる。これはやってみたいと持ったので「今度、家でもやってみます!」と言ったら喜んでくれていたよう。コーヒーを渡してくれるとき、今回頼んだ豆の風味について説明してくれた。温かいとき、冷めたときで風味が変わると言っていたが本当だった。温かいときは牛乳に合いそうなカカオ感、冷めたときは程よい酸味。雑談してみるもんだな。

*1:だいたい舞台