ハイク以上の長文

ブクマはやばいよ、スターを押しな、スターを。

ハイク保管庫(2)

【4月3日】

『ブラック・クランズマン』を観る。「バカヤロー、黒人差別*1はまだ終わっちゃいねーよ!」。だからこそスパイク・リーは今年のアカデミー賞で『グリーンブック』*2が作品賞を受賞したことに冷ややかだったのだろう。この作品も黒人と白人のバディものだから『グリーンブック』と比較されたりしたのかな。

劇中登場する白人主義者のセリフ「ホロコーストはなかった。アウシュヴィッツ強制収容所の写真は捏造だ。映画はユダヤが牛耳っているのだから捏造なんて容易い」。

国内でも聞いたことあるやつだ*3!と吹いた。

日本もアメリカもヨーロッパの国々も、その国のマジョリティ側の不公平感が溜まっているのだと思う。その怒りの矛先が向けるべき相手ではなくなぜか少数派へ向かい、平然とヘイトを吐く。なぜなら自分がこの社会の被害者だから。マジョリティのこの不公平感をどうにかするのが政治だと思うのだが、実情はそれを煽っているだけ。白人主義者の姿を見ながらそんなことを思った。

それにしても黒人カルチャーが合間にちょこちょこ入ってそれがいちいちかっこいい。劇中流れるブラックミュージックもとてつもなくよいし、観てよかったなぁ。

 

【4月4日】

ピエ瀧*4の件、ニュースをろくすぽおっかけてなかったけど、謝らせたい人が多くてげんなりした。別に卓球が謝らなくていいし、どうせピエ瀧が警察署出てカメラを前に謝るのなんか視聴者向けではなくスポンサー向け。そんなのうちうちでやってくれよー。俺は観たくないっつーのー。

 

【4月5日】

 久しぶりにDiscordを覗く。楽しそうにしている。「Discordの喜びを知りやがって」みたいな気持ちになる。貴様らに伝えたい、おれのこのKIMOCHI*5。ちくしょうと思いました。

 

【4月6日と7日】

友達に昨年末からいろいろあった出来事を話し、自分では大丈夫と思っていたけど、結構ダメージが強かったんだなーと思う。早く言ってよーと言われる。自分が「こんなこと言えない」と思ったことほど、言うべきなのかもしれない。

 

【4月10日】

普段使わない路線の帰宅ラッシュに遭遇。微妙なところに立っていた自分も悪かったのだが、後ろ向きのままぐいぐい押されて、結局ドアの外へ。降りるのに必死なのはわかるけども…。消耗した。この路線には絶対に引っ越さないと心に誓う。

 

【4月11日】

資料探しを兼ねて神保町の書泉グランデに行く。4階のカオスっぷり*6に脳がデータの処理を拒絶。

*1:というか有色人種差別やユダヤ人差別

*2:『ブラック・クランズマン』を観て、なるほど「白人の救世主」と揶揄されるのもわからなくもないと思ってしまう。でも、コメディー映画の監督ならではの描き方はとてもよかった。ケンタッキー食べたくなったしな

*3:ネトウヨの南京はなかった論などに通じる。隣国が歴史を捏造しているとか言うけども現在進行形でデータ改ざんをやっちゃう我が国の方がやべーでしょう

*4:Twitterで見たネタ

*5:その後、お題の乱立、連投などご迷惑をおかけしました

*6:ワンフロアに大槻教授矢追純一江原啓之がいる状態