【4月12日】
前々から予約していた台湾の朝ごはんワークショップに行く。3月末に台湾*1 に行った時、定番の朝ごはんを食べられなかったから非常に楽しみだった。作ったのは蛋餅*2、鹹豆漿*3、飯糰*4など。鹹豆漿だけは『暮しの手帖』に載っていたレシピで作ったことがある*5。それ以外は今回初。飯糰は手間だが、蛋餅と鹹豆漿は簡単でうまい。先生が茶葉蛋*6を作ってくれていたので食べる。茶葉蛋を食べるのはこれが初。教室に入った瞬間に漂っていた台湾っぽい匂いはこれだったんだ。
写真は3月末に台湾行ったときの。台南で食べたイチゴのかき氷。台湾のかき氷はこれでもか!とフルーツが載っているので本当に好き。
【4月14日】
のど自慢を見る。会場は愛知県東海市。どう考えてもこの週のチャンピオンは「蝋人形の館」を歌った26歳元バンドマンだったのだが、違う人に。規制はわかってない。あと、特別賞枠に車椅子の大学生男子を選んでいたけど、あんまり嬉しそうじゃなかった。「あ…やっぱりな」という表情。特別視をしないで欲しいと思っていたんだろう。NHK総合、そういうところだぞ。Eテレの爪の垢を煎じて飲みたまえ。のど自慢鑑賞後、紀伊国屋書店本店に行く。やっぱりここのエレベーターはクソだなーと思う。でも、このクソさは消えないで欲しい。
【4月15日】
残業する。大方終えられてホッとする*7。
【4月16日】
すごい几帳面*8な人に遭遇し、消耗する。お前のそういうのなんてお前以外誰も気にしてねーから早くしろよ!とイラ立つ。血液型的に気になってーとか言うから余計に腹が立ち、お前をはてなの火の中に投げ込んでやろうかとなる。
その後、就職氷河期世代を「人生再設計第一世代」にというニュースを読み、イライラMAX。20年を3年で取り返せると思っているのか?バカなのか?と思う。親がそうであったように就職して、結婚して、家庭を持ってという未来を描いていた人もいるはずで、20年ってそういうものを築ける長さだ。そんな一人一人の20年を奪っておいて生活保護費を出せないから3年支援しますって寝言は寝て言え。などと鉄分の足りなさ加減を思い知る。レバーを積極的に摂取したい。
【4月17日】
サービスデーだったので映画を観る。前情報なくティモシー・シャラメ*9が出ているからというナンパな理由で『ビューティフル・ボーイ』を鑑賞。薬物依存がテーマで想像以上に重い内容だった。エンドロールで実話だと知る。
アメリカ版の『積み木くずし』っぽさがあるんだけど、こちらは親からの一方的なものではないのが特徴。というのも親はライター、子も文才 *10があり、父と子それぞれが自伝を出版しており、それをもとに制作されている。
この映画を観たあとだと、薬物関連へのニュースの捉え方が変わってしまう。時節柄というのもあるけど、電気グルーヴファンは観てもいいかもなと思った*11。ティモシー・シャラメ演じるニックと瀧じゃ違うだろ!となりそうだけど、薬物に手を出して辞められなかった状況は同じ。さまざまなドラッグに手を染め死の淵を彷徨ったのがニックで、大麻とコカインで警察に逮捕されたのが瀧なだけ。
薬物依存症患者のことは「家族ですら助けてあげられない」。本人の意思と専門家に委ねるしか手はないのだ。救えるのは自分しかいないと奮闘するが結局救えず「できない」と受け入れるまでの親の葛藤や親なら見捨てないはずだという子の驕り。映画を見る限り当人と家族が受けるダメージは想像以上だと思った。
【4月18日】
会社の飲み会。飲みすぎて途中から記憶をなくす。知らない駅にいた。そこからの記憶はバッチリある。駅員さんに「ここはどこですか?」と聞いてしまった。「〇〇駅です。電車まだあるけど、自力で帰れないでしょ?」と言われ、「そうですねえ」というほかなく…。車椅子でドナドナされてタクシーへ。結構、長距離で痛い出費。つらい。
【4月19日】
仕事後、友達とごはん。食事する場所も決まっていなかったのに昨晩泥酔しすぎて友達に返事できず、朝返事する。当然ながら遅いと怒られた。事情を話すと失笑される。予約なしで行けそうな店ということでインドネシア料理店に行く。イスラム系の国だからアルコールがメニューにない。前日がダメすぎたのでかえってよかった。