ハイク以上の長文

ブクマはやばいよ、スターを押しな、スターを。

『コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団』

かわいい女の子二人組が主人公という時点で卑怯なのだが、バカバカしくて最高な映画だった。映画サイトでは大体低評価なのも笑う。主役のリリー=ローズ・メロディ・デップちゃんがとにかくかわいい。何やってもかわいい。

かわいいかわいいリリー=ローズをよろしくね!感がビシバシと伝わってくる。なんでかっつーと家族総出で出てるのだ。ヴァネッサ・パラディーが出てきたとき、マジかよwとなった。パンフレットが安かったので買って読んでいたら、えーーーマジかよ!!あの役、ジョニー・デップだったのかよ!両親とも娘愛が深い。さらに、息子まで出てたらしい。家族総動員。長女のために本気を見せる。

家族でだいぶお腹いっぱいなのに、シックスセンスの子役のハーレイ・ジョエル・オスメントがカナダ版のナチス主導者みたいな役で出演。いい感じに味わいある大人になっていて登場シーンで笑ってしまった。そんでもってスタン・リーまで出てきてネタ盛り込み過ぎ。

女の子二人がバンドの練習してて歌うシーンから始まる。この冒頭で完全に心を鷲づかまれた。コォーリー~ン♪ コリーーン♫ 女の子の名前はふたりともコリーン。ヨガ好きでヨガバカコンビと呼ばれている。

リリー=ローズちゃん演じるコリーンの親がコンビニのオーナーで二人のコリーンはコンビニバイトをしている。そんなある日、高校の歴史の授業*1でカナダにもナチスがあったと教えられた。何とそのナチスが拠点にしていたのが、コンビニがある場所だったのである。行方不明になっていたドイツ出身の科学者が化学兵器を作っていた…。それからその化学兵器と戦うことに…という展開。ドイツ出身の科学者が開発したからって化学兵器がソーセージで中身がザワークラウトってどうなんだよ!

今時の女子校生、携帯がないとダメなのはどの国も一緒。めっちゃ早く打つ描写とか国は争えない。どこの国も同じでフフっとなる。

ヨガ教室の壁が映ったときに笑った人がいて、何書いてあるのかなと思って見たら

Yoga is ninty percent mental and the other half is physical.

って書いてあった。メンタルが90%で残り半分がフィジカル。英語がわからない自分でも、んん??

調べたらヨギ・ベラという元メジャーリーガー*2の迷言を元にしたネタだった。ヨガの先生がYogi・Bayer(読みはヨギ・ベヤーか?)ともじっていた。映画やドラマ以外のアメリカネタをもりもりに盛り込んでいたっぽい。ネタがわからんというやつが結構あった。ただ英語圏の人たちはモノマネをネタにするとき、だいたいクリストファー・ノーラン版のバットマンのモノマネを入れてくる。

鑑賞後、びっくりするくらい何も残らない。リリー=ローズちゃんかわいいくらい。音楽は好みだった。

 

*1:歴史の教師がヴァネッサ・パラディ

*2:アメリカ版のミスターみたいな人だった