ハイク以上の長文

Haiku!するには長目で躊躇するやつ用。

ロマンスグレーのヒーロー

電車で初めて急病人救助の現場に遭遇する。白髪の目立つ、年の頃50代と思われるサラリーマンの連携プレイがすごかった。知らない人同士のはずなのに阿吽の呼吸で動き、指示を出す。

「駅員どこ?駅員呼んで!あっいた駅員さーん」と駆けて行くリーマン。
駅員さんが到着すると、腕組みしながらしきりに「救急車呼んだよね、呼んだよね」と確認するリーマン。
駅員さんが車椅子を運んで到着すると「車椅子はダメだろう……」とため息のリーマン。

「タンカ!タンカあるでしょ?早く!」と駅員をあせらせるリーマン。

急病人を動かそうとする駅員さんに「その状態で動かしちゃダメ!」、「医療関係者いないか呼んで!」とか、それぞれが声出し。正直うるさいし、すげータメ口である。こういう上司の下で働くの嫌とか思ってしまうんだけど、指示はかなり的確だ。悔しいけどこのおっさんら仕事できるんだろうなぁって思う。

急病人は20代と思われる男性で気を失っていたはずなのに、気を取り戻したらまた電車に乗り込もうとする。男性は顔面から血を流していた。そりゃ無理あるだろう。誰もが思う姿だ。案の定、救助活動に奮闘したリーマン総ツッコミ。「おーい!ダメだろう」、「何考えてんだ、ダメ!」、「また倒れたらどうするのよぉ?」、「ここで病院に行きなさい」という。
リーマンたちの意見を素直に聞き入れた急病人の男性は電車に乗るのを諦め、車椅子に座る。しばらくすると医師か看護師と思われる乗客が急病人のところへ駆けつけ状態確認を開始。一安心したところで電車が発車した。

ピッカピカ

2020年早々に買って良かったものが爆誕した。

正月のホムセンのカットサービスは大混雑。待ち時間もかなり長い。そんなわけでくまなく商品チェック。DIY系はもとより、贅沢品グッズ、キッチン、トイレとチェックし、風呂場ものを眺めて発見したのが「スコッチ・ブライトバスシャイン すごい鏡磨きストロング」である。

バス“シャイン”と言っているのだ。輝きを自称するなんて・・・・。その上、“すごい鏡磨き”だと!?“すごい”と自称している・・。胡散臭いぞ。とはいえ、こんなパワー満載のネーミングでポンコツだったらmasuru*1からね!と思いつつ頑固な汚れに最適な値段的に高いストロング*2を購入*3

説明書に従って試しに使ってみる。水垢消えてね?と思う。気のせいかもしれないから入浴中に本気出してゴシゴシしてみることに。翌朝、しっかり乾燥した風呂場の鏡を見てみるとなんということでしょう。結構水垢が取れていた。

これ数日やれば効果でるに違いねぇと思って、3日やったね。そうしたらね・・きれいになったんだよ。鏡の水垢汚れで悩んでいた数年前の自分に教えてやりたいと思った。きれいになるじゃん。なんだよこれ。

そんなわけで風呂場の鏡の水垢に困っている全人類に言いたい。鏡の水垢汚れには「スコッチ・ブライトバスシャイン すごい鏡磨きストロング」だ。大事なことだから2回言う*4、鏡の水垢汚れには「スコッチ・ブライトバスシャイン すごい鏡磨きストロング」だ。

*1:はてな匿名ダイアリーでdisる

*2:ストロングだけに太字に・・

*3:はてなをというか増田を中心にストロングゼロネタが流行っているが、すごい鏡磨きストロングの効果が気になるじゃんね

*4:実質3回

すぐ怒らない

年末年始、贅沢品を連れて実家に帰省。滞在期間は3泊4日だったが、贅沢品が実家で心を開いたのは3泊目の深夜から4日朝にかけてのみ。私の部屋で寝泊まりした姪にだけワタシ、オマエシッテイルとなっていて笑った。

実家では弟家族、兄、両親とトランプやオセロをやって盛り上がる。想定外にオセロに強かった私がダークホース的な存在となった。

東京に戻ってから近所の神社に初詣と今更なが引っ越しのご挨拶へ。前年、よその神社で買ったものをお焚き上げしてもらおうとしていたのにすっかり忘れる。ひとまず、そのままご挨拶し、おみくじを引くと大吉だった。結構辛辣なことが書いてあり、うむこれぞ大吉って思う。

一旦、家に帰り、神社に戻したかったものを取り、近所の神社の元締め的なところへ足を伸ばすことにした。20分ほど歩き、神社に到着。お焚き上げ所へ行き、お賽銭を入れ、引き取ってもらう。1年ありがとうございましたと心で言う。

その後、参拝の列に並ぶと、私の後ろに親子連れがやってきた。子は自分と同い年くらいの男性。その男性がよく喋る。「おい、男!うるさい黙れ!」と言いたくなるくらいよく喋る。だいぶ辟易し、スマホのお祈りメモリスト*1に「すぐ怒らない」を加えた。私の2組前にいた男性がじっくりとお祈り。すると、「こんだけならんでいるの*2にこんなに時間取っちゃダメだよね」と、後ろに並んでいるよく喋る男が言う。

ちょ・・・待てよ・・お・・おっお前ぇえーーー!!!!!!!!!!

お前は順風満帆な人生を謳歌しってかもしんねーけど神にもすがりたい思いの時があるんだよ!人にそんなこと言うんだったら、お前はこの列から出ろよ!チクショーめと思う。

お前みたいな金持ちっぽいボンボンに俺の気持ちわかってたまるかよ*3!!と言うか、お前らがそんなん言うからじっくり祈れねーじゃん・・クッソ!クソ・・・。神にすがりたい思いありすぎる私は、これでもかと盛りだくさんで祈りたいんだよ!と、「すぐ怒らない」を前言撤回したくなる。仕方なしに短時間で終えることとなり、ムカムカを抱えつつ七福神巡り(大黒様もいる)を開始。当初こそあのクソ息子めと思っていたが、心が落ち着いて行った。なるほど、早速効き目があったのか?などと思う。

*1:メモっておかないと祈りたいことすら忘れる

*2:参拝

*3:数回見た情報による決めつけである

デイリーヤマザキが近くにあるということ

ここ最近、プール通いをリスタート。運動してから帰宅しようと思い、腹ごしらえに何か食べようと近場のデイリーヤマザキへ。
店内加工のパンコーナーを物色。ココア揚げパンがうまそうでうまそうで……。でも、カロリーは高そう。絶対高いに違いない。
パンやおにぎりを見たもののやっぱり心は店内加工の揚げパンの虜。購入し、ココア揚げパンを歩きながら食べる。一口食べると香ばしてくて甘いココアの味が広がっていく。小中学校時代に給食で食べていたことを思い出す。
うーん、うまい。甘いものは思わず笑顔になるしねぇ。甘い、うまいを繰り返し、ニコニコしながら歩く。
その日はスポーツセンターが休みだったけど、仕方ないと流すことができた。やっぱりココア揚げパンを選んで正解だった。落ち込みも軽減される。

先週のリベンジだってスポーツセンターへ向かう道すがらまたデイリーヤマザキに寄りココア揚げパンを買う。甘い、うまいを繰り返す。至福。

この日はスポーツセンターがオープンしていた。自分でノルマと思っている分を泳ぐ。

私は初級者向けのレーンで泳ぐのだが、これ見よがしにしぶきをあげて泳ぐ奴がいる、毎度こいつはなんなのかな?と思う。ただ、煽りスイマーはどこのプールにいってもいるんだよな・・と辟易。この手のやつが運転免許証を持っていたとしたら免停にしたい。そう思うくらい。はっきり言ってうざい。

プンスカしていたので帰りにも何か甘いものを食べるべきかもと思いながらデイリーヤマザキの前を通る。デイリーヤマザキのオヤジさんが外に出ていた。オヤジさんはゴミの分別で忙しそうだった。

感情の正解を知っているのは俺じゃない

男性ばかりの職場でゆるふわ系女子と自分との対応の差にショックを受けたという増田を読み、その後に1000ブクマもついたユアライヤー増田トラバを読み、ムカムカした。
あのな・・10年前のことを思い出して匿名で不意に書くってことは精神的に弱ってんだよ。それに対して追い打ちをかけるようなことを書くかね?しかも、お前増田じゃねーからその読み外れてっかも知れねーじゃん。なんで決めつけてんの?
いじめられていることを告発した児童の作文を張り出した教師とマインド一緒じゃん。それに対して同意とか正論とか書いているブコメは同罪。あの増田を持ち上げることでまた同じことが繰り返され、傷つく奴が出てくるかも知れない。誰かを追い詰めてるかも知れないってわかってる??

えーここから私の自分語りをいたします。前日に元増田を読み、私もこの手の経験あったわーと思い出したんですね。本当だったらこんなことを書く気はありませんでした。しかしながらあまりにも決めつけとそれに対する同意が酷いので、それは単なるひとつの見方でしかないということをこっそりとでも書かなければと思いました。

 15年以上前の話である。私の友達はほぼ全員かわいいのだが、中でも飛び抜けてかわいい子と吉祥寺で遊んでいたときのことだ。当時は美容師がカットモデルの声かけを頻繁にやっており、そのときも美容師の卵(男子)から友達に声がかかる。大抵の場合、「お友達からも『やった方がいいよ』といってくださいよー」とか、「遊んでいるところお時間とってすみません」などと、こちらにも話しかけてくるのだ。
しかし、そのときの彼は一切こちらを見ない。さも友達が一人でいるかのごとく一対一で話し続ける。彼には私が透き通って見えていたのだろう。影でもない。無。非実在人物。気づいたら俺はなんとなく夏だった・・否!

気づいたら俺は完全に透明少女だった。

これが武蔵野の衝撃である。

完全なる透明体験は20そこそこの自分にとってかなりショックな出来事だったので別な友達に泣きながら報告。「うんうん、そうだね、そうだね、辛かったね」なんて友達が言ってくれたはずだ。なお、その後も特別にかわいい友達と遊んでいるときにカットモデルいかがっすかー的な場面に何度か遭遇したが、吉祥寺越えは訪れなかった。
アルバイトを含めいくつかの職場を転々とし、元増田同様に男性が多い職場も体験。当然ながら私は増田と同じフラットな扱いを受ける。その中で突如かわい子ちゃんが登場するイベントが発生すると男性陣の態度は一変。これに対してはなんも思わなかったが、俺は女なんかで態度を変えないです系だった人たちまでそうだったときは「ダッセ、普通かよ!」と思った。

これら実体験を踏まえ、元増田のアレは職場の男性を特別視しすぎた弊害だったのでは?と思ったのである。差別という言葉のチョイスはどうかと思う。しかし、容姿でハンディキャップがあるからこそ学力を身につけ、実力主義ユートピアにたどり着く。増田にとって職場の男性たちは分け隔てなく接してくれる特別な男たちだったはずだったが、ゆるふわ登場とともに脆くも崩れ去る。「普通じゃねぇか」と。これまで出会ってきた男性と同じじゃねえかと。そうじゃない場所へ行きたくて努力してきたのに結果がこれ。元増田が自分の努力を虚しく思ったからこそこの一連のことが「結婚した今でも記憶に残る出来事」になっているのではないかと思った。20代前半でこの体験は結構辛いもの。

つまりだな、読み手次第で受け止め方は違う。感情の正解を知っているのは元増田自身であって俺たちじゃない。これで気づきを得られるといいですね?アホか一番知っているのは本人だ。勘違いすんな。

思い入れ

11月29日のダイバーシティでのザゼンボーイズのライブを鑑賞。今までザゼンのライブでこんなこと思ったことないんだけど、非常に退屈なライブだった。ギター、ベース、ドラムの音が合わない場面がチョイチョイ。向井さんはいつも通り面白いことを話したりするのだが、それが一切笑えない。終演後、友達とこれはどうしたもんかと言い合う。

12月15日、豊洲pitにてナンバーガールのライブを観る。これがとてもよかった。野音とセットリストが異なっていたのも特徴的で古い曲が中心*1アヒトイナザワはブランクを感じさせないパフォーマンスだったし、ひさこさんはかわいい。なによりも向井さん自身が緊張感を持って取り組んでいるように感じた。

ナンバーガールのライブを見て、今のザゼンに足りないのは向井さんの思い入れなのかもと思う。ザゼンやりながらキモノスやったりしていたし、両方に思いを注げる人だと思うのだけど、今のザゼンにはそれが足りてない。アヒトイナザワ脱退後の柔道2段、町田のヤンキー脱退後の吉田一郎とそれぞれが抜け、それぞれのカラーに合わせてアレンジを変え、進化してきたのがザゼンボーイズだ。だからこそ吉田一郎脱退後のミヤさんでもそういう姿を楽しみたい。でも、今のところそれがない。

来年も並行して活動するっぽいのでどうなっていくのかなぁというのがファン目線で不安であり、楽しみでもある。ただ、運良くナンバーガールのライブを見ることができて、向井さんの創作活動には再結成ライブが必要なことだったのかもなぁーと感じた。

*1:全部古いが…。ともかく野音を外から聴いててよかったわ

手のひらのタコ

あらかじめ書いておくとミニにタコ的な話ではない。

8月、父の誕生日会のために1泊2日で帰省。実家にお泊りしていた姪がポケモンにどハマり中でポケモンGOをやりたいというので近所を徘徊する。しばらくして公園の遊具でしばし遊ぶことになった。私が雲梯で遊ぼうと手をかけ、前に進もうと試す。しかし、怖くて進めない。片手で己を支えられる気が全くしない。ひとつも前に進めないし、なんなら鉄棒にぶら下がっていることそのものがきつい。

「姪ちゃんは雲梯できる?」と、聞くと当然という感じで「できるよ」という *1。私もできていたはずだ。しかし、できない。これがかなりショックだったのである。

帰京後、「雲梯 大人 できない」でググったところ、ヤフー知恵袋がトップに。知恵遅れかーなどと思いながら前のめりで読む。雲梯で重要なのは腕力ではなく握力だから鉄棒にでもぶら下がって鍛えろと書いてある。ほんとかよーと思いつつさっそく実践。幸い私のジョギングコースに老人のための健康遊具があり、その中のひとつにぶら下がり健康器があったのでジョギングついでにぶら下がることにした。

最初こそ数秒でもうダメだと力尽きていたが、1カ月、2カ月と経ち、それなりにぶら下がれるまでに到達。それと同時に手のひらにタコができた。先日、ぶら下がり健康器でトレーニングしようとしたところ先約がおり*2、しゃあない雲梯チャレンジしてみるかとぶら下がり、試しに前に手を出す。

できた。

まだ自分の握力に不安があるもののなんとかひとつ進めたのである。できなかったことができるようになるのはいくつになっても嬉しい。手のひらのタコは私の努力の賜物だ。中年でも体を鍛えればできることを証明できたのも少し誇らしい。

*1:やってみてつったら断られた

*2:体操選手みたいなことをやっていた。レベルの差を見せつけられた