ハイク以上の長文

ブクマはやばいよ、スターを押しな、スターを。

『ガーディアンズ』

1月29日に鑑賞。ロシア映画アベンジャーズのキャッチコピーをもじるなどしていて気になっていた作品。

鑑賞前に映画評サイトの☆をちらっと見たら軒並み低評価。期待値を下げつつ、B級っぽい感じなのかな?と思いながら劇場へ。本映画に追い打ちをかけるかのようにマーベル映画の予告につぐ予告。『アベンジャーズ』の予告があり。ついに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のメンバーが出んのかよー!と興奮。

本編スタートし、あ…これは本気で作っているやつだとわかる。粗粗しいけど、低評価にするほどでもない。だいたいの映画*1を面白いと思えるので、これはこれで面白かった。子供の頃とかに日曜ロードショーとかでやってたら親と一緒に観ていたろう。

ガーディアンズのメンバーはソ連時代の人体実験で超人化させられてしまった4人。鉱物を操ることができる男、クマ化する*2男、高速移動ができる男、透明になれる女。超人たちは老化しない設定なのだが、騒がれることなくひっそりと暮らしている。このご時世、ヤベェ奴いると話題になりそうなもんだが、忖度ですかね…。

ケモノにクマが選ばれているのがロシア的だ。そのクマはオオカミ人間的な雰囲気でもあり、クマ完全版になったときは大猿化したサイヤ人っぽく理性を失う設定。とはいえ味方の分別はつくという謎のアバウトさ。クマの中の人は科学者で「自分が完全にクマになってしまいそうで不安だ」と、国防省の少佐に吐露したものの「博士に相談してみては?」と言われてしまう。その後…ふわぁ〜と話がそれる。

人体実験してた科学者も超人化。そんな頭脳明晰なら自分が産み出した超人を殺すのなんて簡単だろーとか、もしかして16ビット?なブラウン管の古いパソコンを使っていたりとか気になるところばかり。でも、「こまけぇこたぁいいんだよ!!」気にしない。

そうこうしているうちにエンディング。お!次回作もあるのか?という展開で終わる。しかし、映画制作会社が破産してしまったらしい。壮大なオチをキメやがって…。

なにはともあれ、4月公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が楽しみだ。

*1:これはどうしようもないなって思ったのは実写版『魔女の宅急便』。感覚的に合わなかったのは『湯を沸かすほど熱い愛』。

*2:平たくいうと力自慢