7/19(木)リキッドルームzazen boysのライブ。
昨年末にベースの吉田一郎が脱退し、しばらくはバンドのライブは見られないかもなどとガチファンの友達と話していた。しかし、想像より早い段階でライブ開催の一報が届く。「縁もゆかりもあるリキッドでのライブならサポートではなく正式メンバー発表じゃないかなぁ」と言う友達の予感的中!
ナタリーかなんかで沖縄のバンド385のベースのMIYAさんが加入することを知る。友達は「ソニックユース、トーキングヘッズ、イースタンユースと言った名だたるバンドのベースは女子。ザゼンもそうなるなんて!」と興奮。そんなわけでかなり楽しみにしていたライブは期待以上のものだった。
MIYAさんの何がすごいって違和感がないこと。もう曲を自分のものにしている感じがあり、前からバンドのメンバーだったみたいな雰囲気。多分、ほぼ全曲が新ベースにあうアレンジになっていたというのも大きそう。
吉田一郎のベースは轟音系というか音が強かったので、MIYAさんのベースはかなり新鮮に聞こえた。音が小さいというわけではないのだけど、一郎*1のベースとは違う強さがある。向井さんの歌もよく聞こえたし、何よりカシオのギターが際立って聞こえてきた。カシオのギターはやっぱり面白いと改めて思う。
ザゼンボーイズ、サイコーだったなあ。最後までずーっとおもしろかった。常に変わり続けていて、ずーっと変わんない。すぎょい。日高屋のシャバシャバのヤッコでイッパイやって帰る。
— 吉野 寿 (@outside_yoshino) July 19, 2018
イースタンユースの吉野さんがツィートしていたけど、“変わり続けていて、ずーっと変わんない”。確かにとなった。
ライブ後、「新アルバムは歌もの系路線でいくような気がする」と、友達。一郎がいたからクラブミュージックっぽい曲をバンドでやったりしていて、それはそれで面白かった。でも、MIYAさんになったことで、またバンドの雰囲気が変わりそうな予感大。新アルバムが待ち遠しい。
*1:今にして思えばかなり個性的だった