3連休*1の最初の2日が仕事だった*2。うち1日は奈良での仕事。午前中に仕事を終えて、午後は観光すると心に誓う。
新幹線でうっかりメールチェック。受け取ったメールを読み、まぁしょうがないよなぁと思いながら返事。それに対する早々のレスポンスで奈落へ。
天気もどんより曇り空で富士山が見えず、テンションだだ下がり。こんな気持ちでこれから別な案件の仕事をするのか…。そう思いながら「大洗名物 釜揚げしらす弁当」*3を食べる。うまい。駅弁の中でも大好きな弁当を選んでおいて良かった。
京都駅で近鉄線に乗り換えて現場に向かう。現場の最寄り駅で下車し、お仕事。想像以上に話が弾む。いいお仕事となった。
待ちに待った自由時間がやってきたが、ふと辛いメールを思い出して落ち込みつつ、うましうるわしの奈良公園へ向かう。鹿も大仏もまだ見たことがないから行ってみたかった場所。
奈良駅で降り、少し進むとさっそく鹿さんに遭遇。鹿さんかわいい。速攻で鹿せんべいを買った。せんべいに群がる鹿たちのかわいさたるや。ちょっ噛むなよ。鹿の洗礼を受けた。幼い鹿の中には人が苦手な個体がいるようで警戒しながら鹿せんべいを受け取る。それもまた愛おしい。
奈良公園で食と音楽のイベントがやっていた。奈良で行ってみたかった店が食部門で出店しており、そこの梅サイダーをいただく。一気飲みし英気を養う。
「いざ、大仏!」と、東大寺へ向かう。鹿さんは当然という顔で堂々と信号無視して横断歩道を渡る。ドライバーは奈良だしなぁ、鹿だしなぁという雰囲気。その様子を見て、奈良っていいところだと思う。おおらかになるしかない*4。
鹿を撫でたり、せんべいをあげたりしながら進んでいるうちに目の前に南大門。塗装が剥げ、質素なようでありながらその造りに歴史の重みを感じる。荘厳。
大仏、大仏と、唱えながら社殿を見るとデカさにビビる。大仏を見るとでっかい。圧倒的な存在感に見惚れた。大人になってから見てよかったと思いながら東大寺を後にする。
参道で鹿を撫で、京都に戻ろうかなと考えながら再び鹿せんべいを買う。すると、春日大社の厄除けの文字が飛び込んでくる。行くしかない!鹿に鹿せんべいを悟られないように鹿を撫でながら春日大社を目指す。
樹木が生い茂り、東大寺とは違う厳かな雰囲気。巫女さんも可愛らしい。拝観料を払えば社殿に行ける。ここまで来たら厄祓いだ!ブロンズせんとくんにあいさつし、中へ。春日大社は美しい。途中、写真を撮った時フラッシュが焚かれてしまい無粋なことをしてしまったと後悔。
鹿にせんべいをあげながら帰ることに。芝生の広場のようなところで鹿さんたちに盛大にせんべいを配る。かわいいかわいすぎる鹿。小さな池で水浴びしつつ水飲み。
まだ鹿と戯れたいと鹿せんべいをまたまた買う。流石に奈良駅近くの子達はお腹いっぱいになっている。少し戻って広場でせんべいを配った。
こんな幸せになれるなら毎年鹿に会いに来たい。まだ興福寺に行ってない。次回は子鹿のシーズンに興福寺だ。すっかり辛いメールのことを忘れて帰路に着く。