11月29日のダイバーシティでのザゼンボーイズのライブを鑑賞。今までザゼンのライブでこんなこと思ったことないんだけど、非常に退屈なライブだった。ギター、ベース、ドラムの音が合わない場面がチョイチョイ。向井さんはいつも通り面白いことを話したりするのだが、それが一切笑えない。終演後、友達とこれはどうしたもんかと言い合う。
12月15日、豊洲pitにてナンバーガールのライブを観る。これがとてもよかった。野音とセットリストが異なっていたのも特徴的で古い曲が中心*1。アヒトイナザワはブランクを感じさせないパフォーマンスだったし、ひさこさんはかわいい。なによりも向井さん自身が緊張感を持って取り組んでいるように感じた。
ナンバーガールのライブを見て、今のザゼンに足りないのは向井さんの思い入れなのかもと思う。ザゼンやりながらキモノスやったりしていたし、両方に思いを注げる人だと思うのだけど、今のザゼンにはそれが足りてない。アヒトイナザワ脱退後の柔道2段、町田のヤンキー脱退後の吉田一郎とそれぞれが抜け、それぞれのカラーに合わせてアレンジを変え、進化してきたのがザゼンボーイズだ。だからこそ吉田一郎脱退後のミヤさんでもそういう姿を楽しみたい。でも、今のところそれがない。
来年も並行して活動するっぽいのでどうなっていくのかなぁというのがファン目線で不安であり、楽しみでもある。ただ、運良くナンバーガールのライブを見ることができて、向井さんの創作活動には再結成ライブが必要なことだったのかもなぁーと感じた。