ここ最近、NHKの5分くらいのニュース番組は見ているが、それ以外のニュース番組を見ていない。長丁場のテレビニュースは人の恐怖感を煽るような雰囲気が嫌だなぁと感じて見なくなった。震災のときも思ったが、やはり映像のインパクトは大きい。食事の時間などはもっぱら録画消化にあてている。
『ソーイングビー』、『365日の献立日記』、『金曜日のソロたちへ』がメイン。録画だけしてしばらく見てなかった。
『ソーイングビー』のみほぼリアルタイム鑑賞できている。BBC制作のソーイング版「テレビチャンピオン」みたいな番組。腕自慢な出場者が制限時間ありの作品づくりにトライ。制作するものはスカート、スラックス、ワンピース、ドレスといったものからネクタイまで。パターンに基づいて正確に作る、リメイク、モデルに合わせて作るの3試合をしたのち、脱落者が決定する。放送回数で8回目が決勝回。
すごい個性が出る。シーズン1のときはめちゃくちゃ正確に作るおばあちゃんがいて、その人が優勝した。あのばあちゃんマジですごい。個人的にはロン毛のおじさんを応援していた。現在放送中のシーズン2は黒人女性のチネロさん推し*1。チネロさんリメイクめちゃ得意でその発想はなかったわてな作品をガンガン作っていくのカッコE。
『365日の献立日記』はザ丁寧な暮らしみたいな番組。かなりクウネル的な世界。料理に関する著書もある女優の沢村貞子さんの献立日記を再現するという内容。飯島奈美さんが料理を作り、鈴木保奈美さんがナレーションするというステキさ半端ねぇのだ。放送時間が22:50くらいと完全な飯テロなので録画鑑賞しているというわけ。友達にこの番組を勧めたら早速レシピを再現*2。ご相伴に授かり、わい大満足。あれめちゃくちゃうまかったな……。
『金曜日のソロたちへ』は一人暮らしをしている人たちの金曜夜の過ごし方を定点カメラで追ったものを、スタジオで能町みね子、ノンスタの井上＆ゲストがコメントしていく。1回目に確かアンガールズの田中とか出ていて、若干掃除できてないのに堂々としていて田中すげーとなった記憶があるが、だいたい出てくる人は市井の人々3名プラスストレッチマンという構成。
女優かモデルを目指して上京してきた女子高生は寂しすぎて食事する様子をインスタで生配信したり、寝る寸前まで友達と話すありさま。相手する側も大変だなぁと思いを馳せた。その後、この子がスタジオゲストの回があり、「私普通でしたね」と言ってて笑う。あんたも大概だったぞ。
名古屋の芸妓さんがマジで熱かった。中日ファンでムー民という。お店も経営するやり手。野球中継が終わるときの発言なんかも良き！となった。全裸になるのはいかがなものか*3なボディビルやっている医学部の大学院生、本人曰くいい詩*4が書けたときテンション上がる詩人、漁師の兄の領収書整理をする離島の消防士。兄の2泊10万円の宿代を見ていいなぁみたいなひとり言を呟くの最高だった。
自分なんて面白くないですよというようなそこらにいる人が意外と個性があっておもしろいんだよなぁと思う。それこそコロナの影響で休止中の『のど自慢』なんてその最たるもの。『のど自慢』早く復活しねぇかな……。
