久しぶりにナチュラルに失言するよなぁという人と仕事をした。
会話の流れで猫に顔をひっかかれて通院した話に。顔に限らず、傷跡が残りやすいケガは形成外科案件になることや今回の傷では週1程度診てもらったと説明したところ「ついでに目を二重にしてもらったら」というのである。流石に発言した当人も失言だったと気づいたようで取り繕っていたが、つくづくお前はよおーと思う。お前の失言には慣れっこだけどさーもう長い付き合いで、仕事相手の私がかなりいい歳なのわかるよね?今更顔変えることになんの意味があるんだよ。
人生イージーモードフェイス*1が欲しいと思ったことはもちろんある。私の弟はケミストリーの堂珍嘉邦やV6の岡田准一系のフェイスで生を受け、生まれたときからかかわいかった。20代前半ごろ、母に「なんで俺をジャニーズに入れてくんなかったんだ」*2と言ったときは流石に笑ってしまったが、まーモテた。女兄弟がいると知りゃあ弟のお友達の期待値も上がるってもの。だが、私は真逆のフェイスだ。そのご期待に一切答えられねぇ。弟の友人諸君、すまんかったと思ったことは幾度も。そんなわけでイージーモードフェイスプリーズってな感じで若い頃は「なぜこんな顔に産んだんだよ!」と親に言った。「整形してもいいよ」と言われたが、それは俺の自意識が邪魔をして無理だっ!!!!!!!!顔変えた、顔が嫌だったんだと思われるのが死ぬほど恥ずかしい!結論、このままでいい。
それに整形して同じ顔ばかり溢れる方が怖いと思ってしまうのだ*3。それは個々人の考え方に対しても思う。世界中が同じ考えの人ばかりになる方が怖い。
そんなこんなで幼稚園の頃からほぼ変わらない顔*4で生きてきた。人生で1回くらいはモテキってやつを体験したかった、と一瞬思いかけたが面倒臭そうだからやっぱりいいや。顔と同じく関東平野的平坦な人生。山場なし。気楽なモブ生活。