年始にフランスから日本に一時帰国し、コロナの影響で戻れなくなった友達家族がいる。彼らの東京の住まいが超古い一軒家で、DIY可の物件。そんなわけで旦那さんが棟梁となりちょこちょことリノベーションしている。できあがりつつあるから遊びにおいでよとメッセージが届く。
その友達を通じて仲良くなった友達に「遊びに行くときに誘ってほしい」*1と伝えたらタイミングよく「明日行くから一緒にどう？」と返事があり、それはのらない手は無いと便乗することに。
参加メンバーはみんな休日出勤をしていたので夜駅前で待ち合わせし、タクシーで向かう。全員近所在住者だった。とは言っても久しぶりに直接顔をあわせるのでわいのわいのと話し合い、タクシーの運転手さんも会話に加わって盛り上がる。
そうこうしているうちに到着。
友達は料理上手で前菜として、水菜のサラダとナスのサラダを作ってくれていた。ナスのサラダは好きなごはん屋さんのマネをしたのだとか。これが超絶品だった！追加で出す料理をテキパキと準備する姿にすごいなぁと唸ってしまう。出てきたのは中華風のピリ辛の炒め物とカキフライ。カキフライは業務用スーパーで買った冷凍物。夫婦で業務用スーパーはスゴイ！と魅了されているという。
メインディッシュは参加メンバーの海鮮好きが仕込んだウニたっぷりのちらし寿司。作者が「栗原はるみのレシピでございます〜」と言うと、一同「はるみなら間違いない」そう口々に言う。ひと口食べて「んまぁーい」。思わず笑みがこぼれる。蛇足だがきょうの料理のサイトにあるはるみのささみの竜田揚げがまじで旨い。
このごはん会は通称「ウニ会」として去年から開催されいたらしい。北海道の通販サイトで安くなるのを見計らって海鮮好きが買っているのだとか*2。光沢感があり、水々しいウニは最高だった…。
友人宅に着いて早々は寝起きの子がこの世の終わりというくらい大泣き。パパはイヤ、ママというのをやっているうちに泣き止み、YouTubeを鑑賞し始める。大人はここ最近の身の上話などを話していく。知人の勤務先が超絶ホワイトで給料もいいとか。「あいさつに行ったらテレビを見ながら編み物やってた笑」ってそんなん羨ましすぎる。「後釜になりたいなぁ」なんてポロッと言ったら「みんな狙ってるの！」とのこと。
そんなたいしたオチもないどうでもいいことを話しながらフランスに行ったときのことを思い出す。あのときもこの友達宅でご飯を食べてどうでもいいことをたくさん話して、たくさん笑って楽しかったっけな。
楽しい時間はすぎていくのがあっという間だ。笑いすぎて少し疲れてしまうけど、笑うと元気は目一杯チャージされ、生きる活力になっているようなそんな気がする。
