ハイク以上の長文

ブクマはやばいよ、スターを押しな、スターを。

また今度

土曜日、仕事で滋賀に行った。京都駅で仕事仲間と待ち合わせし、名神高速道路を経由して現場へ向かう。
高速から降りて一般道を走ると至るところに飛び出し坊やがいた。それは人数を数えておけばよかったと後悔するほどの量で、なんでこんなにいるんだ?発祥の地だっけどうだっけ?などと車内で盛り上がった。
帰りは渋滞を避けるため、行きとは違う道を走ることに。ぼんやりと車窓を見ているとまたしても飛び出し坊やがわんさと出てくるではないか。男の子だけじゃなく女の子やおじいさん、おばあさんがいたり、朝日新聞配達員ユニフォームを着た坊やまでいた。あまりにもバラエティに富んでいて行き以上に車内がヒートアップする。
そんな中、なんだアレは…!と我々の衝撃をかっさらっていたのが個人スポーツ用品店の出入り口に置かれた人形である。置き人形は成人男性的な骨格をしていた。そんな骨格をした人形なのに『鬼滅の刃』のネズコの仮装をしていたのだ。ネズコにしてはいくらなんでもいかつすぎる。なんでも鬼滅にありゃかりゃいいってもんじゃねぇぞと笑っていたら仕事の疲れがほんの少し軽減されたような気がした*1
早朝に東京を出発し、京都へ向かう新幹線の車内では早く終わったら帰りに紅葉を見ようなどとウキウキしていたが、仕事を終えてみるとそんな時間は一切残っていなかった。明日は日曜日だしなにもなければ一泊できたのになぁ出勤しなきゃいけないんだよなぁと心の中でつぶやく。とはいえ少しくらい京都を堪能したい。どうにか時間を繕って、いつも立ち寄る店をチラ見し、帰路を急ぐ。
いつの間にか日が落ちてあたりはもう暗い。京都駅に向かって歩いているとき、不意に夜空を見上げると、くるりのベスト盤みたいな京都タワーが見えた。

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京都タワー

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スポーツ用品店前にいたネズコ

 

*1:気のせいだった